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愛知県名古屋市のアパートマンション大規模修繕は創業55年の児玉塗装のオーナー様ブランド|アパマン修繕テック

アパート・マンション・ビルのシーリング工事

シーリングとは?シーリング工事の目的

シーリングとは、建物の隙間を埋めるために充填されているゴム状の部材のことです。コーキングと呼ばれることもありますが、シーリングとコーキングは同じものだと思っていただいて問題ありません。

シーリングは外壁の目地部分や窓のサッシ、手すり・笠木の継ぎ目、外壁とドアの継ぎ目などに様々な箇所に施されています。シーリング工事を行う目的は、主に2つあります。

雨水の浸入を防ぐ

シーリング工事を行う最大の目的は、雨水の浸入を防ぐことです。基本的にシーリングは建材同士の継ぎ目に充填されており、建物に生じる隙間を埋めて雨水が建物内部に入り込むのを防ぐ役割があります。

雨水が内部に浸入すると、雨漏りやシロアリ、カビの発生などを引き起こし、建物全体の耐震性にも大きな影響を及ぼします。

さらに、雨漏りの発生によって入居者にも多大なダメージを与えることになり、大きなトラブルに発展する可能性もあるので注意が必要です。

地震や台風による揺れで建材が破損するのを防ぐ

シーリングには伸縮性があり、地震などの揺れが起きた際でも建物の動きに追随するため、シーリングがクッションのような役割を果たして建材同士がぶつかり合うのを防ぐことができます。

もしシーリングを充填しないと、地震や台風などによる揺れが発生した時に建材同士がぶつかり合って建材が破損してしまう可能性があります。

また、建物は車の振動や建材の収縮などによって常に動いている状態なので、シーリング工事を行い、建材が傷ついたり劣化するのを抑える必要もあります。

シーリング工事を行う時期

シーリングの耐用年数は使用する製品によっても異なりますが、早ければ5年程で劣化が見られるようになり、長くても約10~15年程シーリング工事が必要になります。

シーリングの劣化症状としては、ひび割れ、剥がれ、痩せといった現象があり、いずれも生じた亀裂や隙間から雨水が浸入する恐れがあるので早めの処置が大切です。

また、たとえ耐久性の高い外壁材を使用していても、シーリング自体は劣化していくので、外壁材の種類にかかわらず定期的な点検・メンテナンスが重要となります。

シーリング工事の種類

シーリング工事には「打ち替え」と「打ち増し」の2種類の方法があります。どちらを選択するかは、劣化状況や外壁材の種類などによって変わります。

打ち替え

打ち替えとは、既存のシーリングを全て撤去してから、新しいシーリング材を充填する方法です。シーリング劣化が激しい場合や雨漏りが発生している場合は、打ち替えを行います。

シーリングそのものを新しくするので、シーリングの防水性や伸縮性を最大限に発揮することができます。打ち替えの単価は、1mあたり800円~1,200円が相場です。

打ち増しに比べて費用は高くなりますが、劣化している部分をしっかりと取り除くことができるので雨漏りの発生リスクが少なくなり、シーリングがより長持ちするといったメリットがあります。

打ち増し

打ち増しとは、既存のシーリングを撤去せずに、そのまま上から新しいシーリング材を充填する方法のことです。シーリングの劣化が軽度で、費用を抑えてメンテナンスしたい場合に有効な手段となります。また、窓やドア周りのシーリング工事を行う際も打ち増しが適しています。

なぜなら、打ち替えの場合、古いシーリングを撤去しようとしてカッターを入れた時に、シーリングの下に貼っている防水シートを切ってしまう可能性があるからです。防水シートが破損したり傷つくと、雨漏りの原因となってしまいます。

打ち増しの単価は、1mあたり500円~900円が相場です。

シーリング材の種類

シーリング材には数種類あり、用途や建物にあわせて適切なものを選択します。

シリコン系

シリコン系シーリング材は耐熱性・耐候性・耐水性に優れており、比較的価格が安いという特徴があります。一般的には、ガラス周りやキッチン・浴室などの水回りで使用される種類です。

シーリング施工後にシリコンオイルが出てくるため、上から塗装ができません。また、周辺が汚れやすいデメリットもあります。

変成シリコン系

変成シリコン系は耐候性が高く、外壁の目地や窓枠、屋根など様々な箇所に用いられているシーリング材です。サイディングやALCなどの外壁には、変成シリコン系がよく使用されています。

汚染が少なく、充填後に上から塗装することが可能です。さらに、柔軟性もあるので動きが大きい建物や部材にも施工できます。ただし、密着性に関してはウレタン系と比べると劣ります。

ウレタン系

ウレタン系シーリング材は、耐久性が非常に高いのが特徴です。硬化後に弾力性を持ち、密着性にも優れているメリットもあるので、外壁の目地やひび割れ補修に用いられることが多いです。

ただ、耐候性が低く紫外線に弱い点や、ホコリなどが付着しやすいといった欠点もあるため、外壁・屋根に使用する場合は上から塗装をして保護することが必要となります。

ポリサルファイド系

ポリサルファイド系は、耐久性や耐候性に優れており、表面に汚れが付着しにくい特徴があります。主に、石材やタイルの目地に用いられます。

硬めの素材で柔軟性が低いため、動きの大きい建物や建材には不向きです。

アクリル系

アクリル系は価格が安く、水性なので取り扱いもしやすいといった特徴があります。

新築時の外壁目地に使用される場合はありますが、耐久性や耐候性に劣るため、塗り替え時にはあまり採用されません。

1液型と2液型の違い

シーリング材には、1液型と2液型の2種類あります。

1液型の特徴

1液型は、硬化剤を混ぜ合わせる必要がなく、そのまますぐに使えるシーリング材のことです。

基本的には、施工範囲が狭い場合や部分補修などに用いられます。また、取り扱いがしやすくホームセンターでも購入できるため、DIYにもよく使われます。

2液型の特徴

2液型とは、使用する前に主剤と硬化剤を混ぜ合わせる必要があるシーリング材です。専用の撹拌機でしっかりと混ぜ合わせなければならず、撹拌不足が生じると施工不良に繋がるため、業者向けのタイプとなります。

1液型と違い、使用したい分量を調節してシーリング材を作れるので、施工範囲が広い時に用いられます。また、1液型に比べて価格が安いという理由から2液型を使う業者も多いです。

ブリード現象とは

ブリード現象とは、シーリング材に含まれている可塑剤がシーリング表面に出てきて、大気中の汚れを付着させて黒ずみなどを引き起こす現象です。

施工後1~2年後に発生することもあり、ブリード現象が起こると建物全体の美観を損ねてしまいます。また、塗装面の耐久性が低下する原因にもなります。

ブリード現象が起きている場合は、既存のシーリングを撤去して新たにシーリング材を充填するしかありません。

ブリード現象を抑える為の方法としては、ブリード現象を防げる下塗り材を塗装するか、ノンブリードタイプと呼ばれるのシーリング材を使用することで解決できます。

修繕のことならお気軽ご相談ください!「相談してよかった!」と言っていただける自信があります。

アパートやマンションの大規模修繕で失敗しないためには、仲介マージンがかからない自社施工管理で実績豊富な会社に依頼することです。

私どもアパマン修繕テックでは、創業55年の実績があり様々な建物の修繕工事をお客様の要望に合わせて施工してきました。

建物を丸ごと修繕できれば一番良いのですが、予算や収益計画の関係で難しいこともあると思います。

そのようなお客様には、早急に必要な箇所だけを修繕し、劣化状況から急ぐ必要がない箇所は数年後に修繕する。と言ったプランを組み立てることもできます。

オーナー様は不動産運用のプロかもしれませんが、建物を劣化診断をするプロではないと思います。

修繕に関することは、プロである私どもアパマン修繕テックにお任せください!無料で診断いたしますのでお気軽にお問い合わせください。

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